台湾の教科書が面白くて驚いた

台湾の歴史(雄山閣)

中高生の教科書を見る機会などなくなって久しいのですが、いま手にとってみると新鮮です。

今日は台湾の話です。

半年ほど前、『台湾の歴史』(日本語訳)を入手しました。台湾の高校で最も多く使われている教科書です。

届いた本は、図や写真が豊富でわかりやすく読みやすく編集されており、「教科書」のあのイメージが一新されました。

最も驚いたのは、日本統治時代が独立した章として60Pもあったこと。それは日本だけでなく、大国に翻弄された台湾の歴史を物語る目次でした。台湾は親日、というのはうれしいとしても、あの時代をしっかり学び伝え、咀嚼した上で、付き合ってくれている隣人であることを、私たち側もしっかり知っておいてこその交流ではないでしょうか。知らないことがこんなに書かれているとは。霧社事件だけではありません。

台湾の、
市販本ではありません。
高校生の教科書です。

次の4篇構成です。

第1篇 早期の台湾(原住民ーオランダ・スペイン・鄭成功)
第2篇 清統治下の台湾
第3篇 日本統治下の台湾
第4篇 中華民国統治下の台湾

昨日ご紹介した動画「博物館10本」の中に、(8)順益台湾原住民博物館 があります。私設博物館ですが、原住民を学ぶに最高の、地下1階、地上3階の素晴らしい館です。故宮博物院の真向かいなのにあまり知られていないのはもったいない。

教科書と動画。歴史を俯瞰して、台湾を知るきっかけになれば良いですね。

 

『詳説 台湾の歴史ー台湾高校歴史教科書ー』
著作権者:@三民書局股份有限公司
発行所:株式会社 雄山閣
2020年2月25日 初版発行

台湾の歴史(雄山閣)第三篇 日本統治下の台湾 台湾の歴史(雄山閣)